いい加減な俺が悪かった＞＜その２
まず結果から
開始は夜なのに結構早い時間に召集されて、最高のパフォーマンスが出せるよう取りあえず24時間営業の山家でホッピー2杯でチューニング。全く酔ってこない。というのも、どんな規模のイベントか、どんな人が見に来るのか？もしかしてほんっとに身内ばっかりのｇｄｇｄなイベントなんじゃないか？それでもちょっと広告の第一線で活躍してるようなデザイナーの審査員が来たりして、そんなわけのわからないところで晒し者にされるのか僕？？！と、実力が無いのも手伝って、わりと気持ちの整理がつかない夜が始まろうとしていたのですが、イモウヨに従兄弟にその友達に保育園の先生まで僕の切腹を介助しに来て下さり、腹が決まりました。結局開始まで500の缶ビールを5本とバーボンを胃に収めてふと見渡すとお客の入りもかなりぎゅうぎゅう詰めな感じで、それだけでもまあスポンサー的にはおｋ！な感じだったんじゃないでしょうか？ところで、どんな人が見に来てたんでしょうね？
第一ラウンドは他国と共通のテーマ「Currency」で、通貨とか共通するものという意味だそうでした。最後の最後まで、ゲゲゲの鬼太郎の練習をしていたのですが、『あ、葉っぱのお金描いちゃえ』とひらめいて、よく飲食店の入り口に立ってる巨大な陰嚢の狸の頭に葉っぱが乗っかってるところを描きました。マシンが4台だったので一回戦は2度に分けて行なわれ、後半組に入れたのはラッキーだった。ノリがあらかじめ分かっていたのはラッキーでした。
二回戦はデジカメ必須、カメラに収めた人の顔（誰でもいい。会場のお客さんでも友達でもスタッフでも）と『獣』を組み合わせて作るというもの。僕は、友達の顔とかで親しみ深いものを作れる自信がなく、あらかじめインドのルピーをポッケに仕込んで、ガンジーの顔を撮影し、羽の生えたライオンの胴体と合体させることを目論んでいました。これはテーマが発表になってから前もって用意しておいたネタで、結構いいんじゃないかと皮算用していたものです。
最初からちょっと嫌な予感がしたのは、セッティングタイムで渡されたカメラがぶっ壊れていたこと。ぶっ壊れてなかったかもしれないんですが、USBでつないだとき、認識されなかった。タイムアップでしかたなく隣の人と共有することになったのですが、開始後、普段Windowsユーザの僕はマックの操作で3度ばかりつまづいた。ガンジーの顔を切り抜こうと思ったら、選択範囲を右クリックしたときWinでは出る『選択範囲の反転』メニューが出ない＞＜まあマックに右クリは無いんですが、ペンタブのボタンにも出なかった。ステージかぶりつきのところからセコンド（妹）の『あと5分！！』の声が聞こえました。画面を大きくしようと思ってウィンドウの最上部を2回クリしたら、描いてる絵がスルッと画面の下のほうに消えちゃった＞＜スタッフの人に聞いて出してもらい、残り2分を切ったあたりで気を取り直して描き始めたら画面がすっと薄暗くなって、メッセージ『再起動が必要です』。セコンドの『ゆうこ！お前どこいじった！！？』という声が聞こえてきました。
天井からステージの上部にかけて、でかいモニターが5台ぶら下がっていて、描いてる人のデスクトップを15分間写し続けていた。僕の手際の悪さと最後のフリーズ、すごいかっこ悪かったんだろうなと思う。スポンサー的にもあれはNGだろ。ちょっと残念だったな。
そういうわけで僕は2回戦で-----糸冬了-----となったのでした。まあスジ痛くするくらい壇上で暴れてきたので、まあやり残した感はそんなにありません。3回戦は『名刺で表現する侘寂』みたいなもので、ブラジル人と、墨で襖絵描いたりする女の子との一騎打ちでした。『賞品はペンタブよりも米・味噌・醤油がいい』と言う彼女（子持ち）と、仕込みの段階からすっかり仲良くなっていたので、なんとしても彼女に取って欲しかったのですが、若いブラジル兵に軍配。
侘寂で地球の裏側の人に一本取られるというのは国民としてなんともやるせない話ではあります＞＜でもブラジル兵はどのテーマでもまとめ方がすごくうまかった。
で、開始当初のMCでは『WEBで生中継して集めた投票によるオーディエンス賞と審査員特別賞もありまーす！』とか言ってたわりに、最後の表彰で『惜しくも2回戦で敗れたゆうこりんと○○りんにもワコムの最新ペンタブをプレゼントー！』とかそんなドサクサでお土産もらった次第です。あれ多分WEB投票が動かなかったんだな。あと激しく要らない空気読まない系ダンスでイベントを賑やかせた僕ちんにご褒美ｗｗｗｗｗｗｗｗさあお正月に向けてもうひと頑張りだ＞＜
