古本屋散財ライフ

先週から山崎豊子の『大地の子』を読み始めました。ガクガクブルブルしながらあっという間に1巻読了。もう自分は今満州引き上げ開拓団の孤児になり、文革に冤罪で投獄された政治犯になって文化大革命の中に生きています。読書の喜びとは疑似体験による知りたい心の満足であると言い切れます。もう今すぐにでも、破傷風から僕を助けてくれて両親に居場所を知らせてくれた巡回医療隊の看護婦を抱きしめたい。教師を免職になって乞食をしながら直訴を続けてくれた養父を抱きしめたい><

はあ。読書というのは本当に疲れますね。NHKのドラマも結構堪能したけど、本の方がすごい。こないだまで三谷幸喜のエッセーで爆笑してたのがちょっと恥ずかしいです。でも三谷のエッセーも相当面白いです。

大地の子 一 (文春文庫)

大地の子 一 (文春文庫)

そしてニューヨーク同時多発テロから今日で早6年。といえば、トマスハリスの処女作『ブラックサンデー (新潮文庫)』も凄い本だったお。

大地の子主役は上川以外ありえない><><><