今年も夏がきた

三連休中の初日、近所の暴れん坊(小学校低学年女児)がうちに泊まりこんだ。翌日は弟(未就学)を連れてきて泊りこんだ。写真のように好き放題して、僕のことは完全にナメている。(僕は村で有名な馬鹿なので、たいがいの子供にナメられて、蹴りを入れられたりボールをぶつけられたりしています)

ちょっと怒ってやろうかなと思ったけど、それもまた馬鹿馬鹿しいなと思って諦めたら、写真の彼女が「Uちゃんオセロで勝負しよう」と言うではないか!!!
チャンス到来である。「多分私のほうが強いから私白ね!」と彼女は言った。大人げないかなと思いつつ僕は3分で盤を真っ黒にしてやった。直後彼女は悔し泣きして僕の舎弟になった。かわいい。

夜になって子供たち4人と僕はベッドで枕を並べて眠った。物凄い音(ゴン!て)を立てて一人落ちた。『落ちた!!』と思って起きたら僕んちの長女だった。全く目を覚まさない。抱き上げて内陸に寝かせ、やれやれと横になったら物凄い音(ガゴン!)を立てて二人目が落ちた。この音には僕の母さんも驚いて、慌てて飛んできた。「今誰落ちた?!」写真の子が連れてきた弟だった(今ので凹んだんじゃないかと思うほどすごい絶壁頭)。こいつもまったく目を覚まさない。「おー痛かった痛かったね」と抱き上げると、手は首にしがみついて足は胴体に絡みつかせてきたので可愛くてぎゅっと抱きしめてしまった。内陸に寝かせるとだらっと両手両足をほどいていびきをかいた。

朝が来て、こいつら姉弟のさらに上のねえさんと母さんが来て、みんなで辻堂プールに行きました。すぐ隣に僕の出身高校があるので、すごく懐かしくて景色を見ただけでちょっと涙腺が緩んだ。全長70mのウォータースライダーとかあったけど、僕のビキニは布が小さすぎて、着水した時全裸になっている可能性が高いので遠慮した。しかたなくクルクルと流れるプールで浮き輪を引っ張りながらイルカのマネをしたら、子供たちが浮き輪を陸に放り投げて僕のマネをしはじめた。教えてと言われたら喜んで教えるしかない。でも誰も僕のマネをできなかったので、とりあえずこの姉弟軍団から馬鹿と呼ばれることがなくなりました。マウントをとるのは思いがけず簡単だなと思いますた。三連休のお話です。