渋谷のシガーバーそしてスナック


たといばね、カウンターに座って『ホッピー黒!』と頼むように、『シガー』なんて注文しちゃう飲み屋(バーですが)があることを僕はこれまで知らなかった。お酒を飲んでくつろぐようにキューバ葉巻をくゆらせて大人が憩う、そんな大人の空間、渋谷のシガーバーに潜入してきました。

連れてってくれたDちゃん(初対面)の隠れ家的お店のようで、Sちゃん(Dちゃんを紹介してくれた人)と僕が、物欲しそうに葉巻を見つめるカウンター鈴なりの様は、今思うとなんとなく場違いに下品風だった感じがする。他のお客さんたちもどことなく着崩したスーツスタイルが実にアダルト風味で、僕はジャージを着てた。あんなところで普通にくつろいで楽しめるようになると、大人だなあと思いました。特訓したいと思います。はじめて吸ったキューバ葉巻は太くて堅くて、スッパスッパしてないと今にも火が消えそうで、鼻から濃い煙を漏らしながら肺の奥に沈めるように吸ってみましたが、そうじゃないそうです。もっと軽めにふかす感じだそうです。勉強になりました。本当にありがとうございました。

シガーバーを撤収して、Dちゃんのボトルが入ってるというスナックへ。僕はスナックが大好き。なんか、渋谷にもこんな田舎みたいなスナックがあるんだなーと関心してしまいました。若いお姉さんが二人で切り盛りしていましたが、とても優しくて気さくな感じが地元のスナックで飲んでいるかのようなくつろぎを与えて下さいました。いや、渋谷でスナック飲みすると思わなかった。凄い楽しかったです。DちゃんSちゃんどうもありがとう。

さて、僕はもう朝までコースのつもりで体調整えてのアウェイだったのですが、Sちゃんは途中でいなくなってるしDちゃんも私の終電を気にしてるし、これはもう帰った方がいいね〜という感じになり、JRに乗ったのですが、品川駅に着いた時点で全ての下り電車が終わっており、白タク探しの旅に出ました。いそいそと白タクに向かっているお姉さんを見つけて『どこまで帰るの?』と呼び止めると、『日吉』と言うので一緒じゃねーかと無理やり同乗して、無事帰路につきました。渋谷いいじゃん。