ウクレレが戻ってきた


修理に出していたウクレレが帰ってきますた。結局表板は反り返っちゃって使い物にならなかったとのことで、『ハワイアンコアの最上級品ととっかえました!カマカ(ハワイのウクレレメーカー)の10万円クラス以上の代物でっせ旦那!』と嬉しそうに語るリペアマン。ネックは昔宴会で酔っ払いに踏んづけられて(自分かも)亀裂が入ったのを、某鎌倉彫屋の御曹司が『俺がニカワでくっつけてやるぜ!』と、何事も無かったかのように綺麗に直してくれたのですが、『俺実はニカワ使うとかぶれちゃうから木工用ボンドで直した』(ニカワでかぶれる漆器屋というのも大変そうですが)という過去の傷跡を持ち、今回リペアマンは、『木工ボンドみたいなケミカルを使ってると結局のところ一生ものの修理足り得ない』という理由で、亀裂の部分をもう一度裂いて、木工ボンドをこそげ落とし新たにニカワで貼り直すという荒業までやってくれた。どこのメーカーか分からないような代物なのに『ロゴが消えるとマズいから』とのことでヘッド部分の研磨はしないで塗装一回だけにしときました。と、いたれりつくせりに悪いとこ全部直してくれて、所見を説明してくれて、ピックアップマイクもサービスでくっつけてくれた。8月に修理に出してフル3ヶ月間の作業、それに材料代を入れての内訳明細を見たら、あっちこっちサービス¥0のしるしがついていて、本当に申し訳ないような気持ちになった。そもそも一度行った飲み屋で紹介してもらったリペアマンで、そこのマスターの紹介だから、ということだった。でも僕はそこの飲み屋に行ったのは一回だけで、ボトル入れたのにそれ以降行ってないのです。マスターごみん><どうもありがとうございました。高校生の時フリマで2000円で買った僕のウクレレが永遠の命を手に入れました。写真は『遺骨です』と手渡された、修繕前の表板。いくらかかったかは言いたくないね。せめてもの恩返しにリペアマンのサイトのリンクを貼っとく。えいやっ→ELMORE

【追記】ゴウユウ君のリクエストに応えて生まれ変わった姿を晒し上げうp↓

ジェイク島袋ネ申。