生理の原風景

ぽっくんは出来る限り人前で汚物をぶち撒けたく無いので、駄目な時は遠慮なく駄目って申し出るようにしています。

そうゆうぽっくんの態度を快く思わない人もいるかと思うので、このように肉体的な我慢の効かない自分に成るに至った原因を追求してみることにしました。

整いました。

10代最後の頃、毎週末入り浸っていたフリーマーケットでいつも会う乞食の婆様がいました。フリーマーケット以外でも、横浜駅でも元町でも度々会うのです。
他人のような気がしないような思いを彼女に持ち始めた頃だったでしょうか。

横浜市中区は大通り公園で彼女はアンティークコレクションで¥30,000の眼鏡フレームを¥1,000に値切り、要求が受け入れられなかった途端に、長くふっくらした、汚いドレスみたいなペチコートをその場でペロンとまくり上げ、パンツを下ろして骨っぽい尻たぶを露にしたかと思うと、腰をおろしてその隣で勢いよく放尿したのです。

少女はやがて老い、生きる限り排泄し、なおも自ら死を選ぶことはできない。そこに見た彼女の放尿が今日のぽっくんの生理を至らしめている原風景の様に感じるのです。

いい加減にもう死んでるんだろうな。